UV MAPを共有する_1

久しぶりにShadeネタです。
長いと思いますので、分けて投稿します。

今回はUV MAPを他のソフトと共有させる方法をご紹介します。
使用するのはShadeとBlenderです。やり方を覚えると意外と簡単です。まだShadeのアンラップ機能(LSCM)は、若干頼りないところがあり、そこを補う意味でもこの方法を覚えておくと、他のソフトとの行き来がしやすくなろうかと思います。
できればShadeがより完全な機能を持ってくれると良いのですが…

それではまず、Shadeで作業です。簡単なプリミティブ図形を作成しました。
それをUV展開させるとちょっと残念な形が展開されました…

円筒展開_Shade_02

円と長方形にしたかったのですが、シーム付けが足りないらしく、円と良くわからない物体がそこに出来ました。
これを回避する方法は一応あるのです、ちょっとコツが要ります。ちなみにこのくらいのモデルであれば円柱展開すれば良いんじゃない?と言われるとその通りです
まぁ、簡単な図形で説明した方がよりわかりやすいかと思いまして…

ということで、この円柱を他のソフトでUV展開させて、再びShadeへ里帰りさせる方法です。
その前に必須となるのが、UV MAPをインポート、エクスポートさせることができるプラグインが必要です。
まささん製作のプラグインで「UVポーター」と言うプラグインです。
こちらをインストールしていただきましてからの作業となります。

UV MAPを移植するにあたって注意事項ですが、このモデルに対してUV MAPを作るので、作業が終わるまでオブジェクトに修正を加えないことが前提となります。もし作業が途中であれば、UV MAPの移植ができませんので、ご了承ください。

それでは早速始めましょう。
※紹介するShadeのバージョンは14で、Blenderは2.75になります。

このモデルをOBJ形式で保存します。これは外部ソフトで読み込ませるための下準備です。
保存オプションは特にいじるところはありません。(と思います…)

ShadeからBlenderへエクスポート設定
※まだそれほど試したことが有るわけではありませんので、なんとも言えませんが、複数あるならば「すべての形状」で良いと思います。

次にこのデータを外部ソフトで読み込みます。Blenderを使用していますが、一つだけ気をつけなければいけないオプションがあります。

インポートオプション

「頂点の順番を維持」というのがあります。聞きなれない言葉かも知れませんがOBJデータの仕組みを解説知ればわかると思いますので、以下の画像を御覧ください。

OBJデータの中身

こちらはOBJデータをエクセルで開いたものです。「えっ?3Dデータなのにエクセルで開けるの?」と思われるかもしれませんが、開けます。ただし、アスキー形式(あるいはテキスト形式)と呼ばれる人間に判断できる中身に限ります。バイナリ形式では文字化けして見られません。ちなみにバイナリ形式というのはコンピュータだけが理解できる言語形式だと思って良いと思います。

それを見るとわかると思いますが、なにやら数値がたくさんありますね。これは3Dデータ内の各頂点がどの座標値にあるか?などを示しているのです。つまり「頂点を維持」ということはこの順番を守ってデータを開いてね、ということになります。このオプションを使わないと、そのソフトが頂点を自動配列したデータになり、一見すると同じデータが開いたように見えますが、実は全然異なるデータが開いたことになります(CGソフトにとってはですが)

こうして順番を維持したOBJデータを読み込むとShadeの時と同じ環境が保たれたまま開いたことになります。
さっそくこのデータをBlenderでUV展開させます。

BlenderでUV展開

できました。続いてShadeへ里帰りさせますので、再度エクスポートします。
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喜多川春望

Author:喜多川春望
3DCG(Shade)や音楽(Cubase)を作っております。興味のある方はどうぞご覧ください。

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